FXを始めて約2年。ようやく少しずつトレードが安定してきた矢先、プラス収支に転じた瞬間がありました。
「ようやく自分にも流れが来た」と思ったのも束の間、その後に待っていたのは再びの 大きなマイナス。
今回は、そんな実体験をもとに「メンタル管理の大切さ」について書いてみます。
一時的なプラスが生んだ油断
負け続きだったFXで、ようやく数千円の利益が出たときのこと。
少額とはいえ「今まで負けてきた分を少しでも取り返せた」と嬉しくなり、気持ちが緩んでしまいました。
その翌日、いつもならエントリーしないようなタイミングでポジションを取り、
「もう少し伸びるかも」という根拠のない期待でポジションを放置。
結果は、あっという間に 含み益から含み損へ。
気づけば数日で、せっかくの利益をすべて吐き出すどころか、一気にマイナス に転落していました。
メンタル崩壊…「またやってしまった」の自己嫌悪
人間って不思議なもので、負け続けているときよりも、
一度勝ってから負けるほうがメンタルのダメージが大きいんですよね。
「なんでまた同じことをしたんだろう」
「このまま続けても意味があるのか?」
そんな自己否定のループに入ってしまい、しばらくチャートを見るのも嫌になりました。
冷静に考えれば、「一度の損失」でFX人生が終わるわけではないのですが、
感情の波をコントロールできない=トレードの最大の敵 だと痛感しました。
その場しのぎのトレードが招く負の連鎖
今回の失敗を振り返ってみて、共通しているのは「ルールを守らなかった」という一点です。
- 損切りラインを明確に決めていなかった
- 根拠のないナンピンをしてしまった
- 利確ラインを伸ばしすぎた
どれも、感情がトレードを支配していた証拠です。
「その場しのぎのトレード」 は一時的にうまくいくことがあっても、長期的には必ずマイナスを生みます。
結局、安定して勝つためには「自分を律するルール」がすべてだと実感しました。
立ち直るために意識したこと
- 一度トレードを完全に休む
- 取引履歴を振り返って「どこで感情が出たか」を分析する
- 少額から再スタートする
- 勝ち負けより「正しいトレードをできたか」で評価する
こうして少しずつ立て直すことで、ようやくまた冷静さを取り戻せました。
FXは技術よりもメンタルがすべてと言っても過言ではありません。
むしろ メンタルを鍛えるための修行 のような側面もあると感じます。
まとめ:FXはメンタルとの戦い
FXで利益を出すことよりも難しいのは、「同じ失敗を繰り返さないこと」。
そして、それを防ぐためには 感情をコントロールする力 が必要です。
一時的に勝っても、ルールを守れなければすぐに崩れる。
「勝ち続けるためのメンタル管理」こそ、FXで生き残るための本質だと強く感じました。
これからも、同じ過ちを繰り返さないように。
焦らず、冷静に、そして感情に負けないトレードを心がけていきたいと思います。
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