ChatGPTを普通のチャットで使っていて感じた不便
私は普段からChatGPTを使っていますが、以前は特に使い分けなどをせず、必要になったら新しいチャットを作って質問するという使い方をしていました。
ちょっとした疑問から仕事、ブログなど、聞く内容もバラバラです。
この使い方でも便利なのですが、使っているうちに困ることが増えてきました。
それが、自分が聞きたいこととは少し違う回答が返ってくることです。
私自身、ChatGPTへ質問するときは、
「これはどういう意味?」
「これどうしたらいい?」
「この場合は?」
のように、かなり端的な言葉で聞くことがあります。
するとChatGPT側が、
「前に話していた内容の続きかな?」
と判断してしまうことがあります。
その結果、本当は別のことを聞いているのに以前の話を前提にした回答になったり、必要としていない情報まで入ったりすることがありました。
もちろん、そこから
「そういう意味じゃなくて……」
と修正していけばいいのですが、一度違う方向へ進んだ回答を修正していくのは意外と手間が掛かります。
便利なはずなのに、意図を修正するためのやり取りが増えてしまう。
これが、普通のチャットだけで使っていたときに感じていた不便でした。
ブログを再構築するときに「プロジェクト」を使い始めた
そんな中、このブログを改めてしっかり育てようと考え、過去記事の整理や新しい記事の作成を始めました。
ただ、ブログについて勉強し直してみると、分からない言葉がかなり出てきます。
記事について相談したあとに、
「URLスラッグって何?」
「SEOタイトルって何?」
「メタディスクリプションはどうすればいい?」
と、また別の質問をする。
一つの記事を投稿するまでに何度も質問することになり、だんだん面倒になってきました。
そこで、
どうせ毎回必要になるなら、一回のやり取りで記事投稿に必要なものをまとめて出してもらえばいいのでは?
と考えました。
さらに、これまでChatGPTで聞いてきたブログとは関係のない会話から切り離して、ブログに関する内容だけでやり取りしたいとも考えました。
そこで作ったのが、このブログ専用のChatGPTプロジェクトです。
ブログ専用プロジェクトで最初に決めたこと
プロジェクトを作るときに、単純に「ブログの記事を作って」とだけ設定したわけではありません。
自分が記事を書くうえで大切にしたいことや、毎回必要になるものをあらかじめ決めました。
主に設定したのが、
- 実体験を重視する
- WordPressへ掲載しやすい形にする
- SEOを意識する
- URLスラッグも考える
- 記事作成に必要な項目をまとめて出す
といった内容です。
特に便利だったのが、毎回同じことを追加で質問しなくてもよくなったことです。
以前なら本文を作った後に、
「URLスラッグは?」
「メタディスクリプションは?」
「キーワードは?」
と追加で聞いていました。
現在は記事を作るときに、本文だけではなく、タイトルやURLスラッグ、メタディスクリプション、キーワードなどもまとめて考えるように設定しています。
ブログを始めたばかりのころは言葉自体が分からず、その都度調べていたので、この部分だけでもかなり楽になりました。
実際の記事作成では、まず自分の体験をChatGPTに伝える
現在の記事作成で意識しているのが、最初からChatGPTに全部考えてもらわないことです。
まず、
「こういう記事を作りたい」
というベースを考えて、自分が実際に経験したことや感じたことを自分の言葉で整理します。
文章としてきれいにまとめるというより、
「なぜそう思ったのか」
「実際に何があったのか」
「使ってみてどうだったのか」
といった材料を先に出すイメージです。
そこからChatGPTに記事として整理してもらいます。
この使い方で一番助かっているのは、自分の体験をもとに記事の大枠を作ってくれることです。
書きたいことはあるけれど、
「どの順番で書けばいいんだろう?」
という部分を整理してもらえるので、自分だけで最初から文章を組み立てるより進めやすくなりました。
実際に、仕事で約200台のPC入替をしたときに経験したトラブルについても、自分の経験をベースに記事として整理しています。
→「PC入替でよくあるトラブルと対策|約200台の入替対応で実際に困ったこと」
一般論だけの記事にならないように気を付けている
ブログを再構築する中で、ここは自分自身でも考え方が変わりました。
以前は、
「自分が知っていることについて記事を書く」
という感覚が強く、内容も一般論に近いものがありました。
でも、それだけなら同じような情報はいくらでもあります。
今になって思うのは、
「自分が実際に経験したから、こういうことが書ける」
という部分を、もっと最初から主軸にするべきだったということです。
そのため現在は、ChatGPTへ記事作成をお願いするときも、実体験を先に伝えるようにしています。
一般的な情報をきれいにまとめてもらうことより、自分が経験したことをどう読者に伝えるかを重視するようになりました。
このブログを実体験中心に見直すきっかけの一つになったのが、Google AdSenseで「有用性の低いコンテンツ」と判定されたことでした。実際に行った見直しについては別の記事にまとめています。
→Google AdSenseで「有用性の低いコンテンツ」と判定|放置ブログを立て直して再申請するまで
プロジェクトを使っても、そのまま記事にはできない
ブログ専用プロジェクトを作れば、何でも思い通りになるわけではありません。
実際に使っていても、一般論が多い文章になることはあります。
こちらから自分の体験や感じたことをしっかり伝えれば、言いたかったことをかなり整理してくれます。
ただ、完成した文章を読んでみると、
「いや、これは実際には経験していないな」
という内容が一部入っていることもあります。
また、同じプロジェクト内で以前作った記事の内容に寄った文章になることもありました。
そのため、ChatGPTが作った文章をそのまま公開するのではなく、最後は必ず自分で読んで確認する必要があると感じています。
特に実体験の記事なのに、実際には経験していない内容が混ざってしまったら本末転倒です。
「文章を作ってもらったから完成」ではなく、最後に自分で、
本当に自分が経験したことなのか?
本当に自分が感じたことなのか?
を確認するようにしています。
ブログ以外では投資用のプロジェクトも使っている
プロジェクトはブログだけで使っているわけではありません。
私は投資について調べることもあるので、投資関連の質問や知りたいことについては別のプロジェクトに分けています。
そこでは、自分がチェックしている銘柄などをまとめておき、
「今どういう状況?」
と聞いたときに、その銘柄について株価に影響しそうな情報を確認しやすいようにしています。
ブログと投資では知りたいことがまったく違います。
それぞれを別のプロジェクトに分けることで、ブログの話をしているときに投資の話が混ざったり、その逆になったりすることを減らせます。
私の場合、継続して質問するテーマごとにプロジェクトを分けるという使い方が合っていました。
実際に使って分かったプロジェクトの便利なところ
ブログ専用プロジェクトを使うようになって、一番便利だと感じているのは、単に文章を書いてくれることではありません。
自分のブログでどういう記事を作りたいのかという前提を、毎回最初から説明する必要が減ったことです。
ブログを再構築し始めたころは、
「SEOって?」
「URLスラッグって?」
「これはどう設定する?」
と、一つずつ確認していました。
現在は、記事にしたい体験や考えをまず自分で出し、その内容をブログ用プロジェクトの中で整理するという使い方が中心になっています。
この形にしてからは、
自分:記事の材料となる体験を出す
ChatGPT:構成や文章を整理する
自分:事実と違うところがないか確認する
という役割分担がかなり分かりやすくなりました。
まとめ|プロジェクトを作るなら「何をしてほしいか」まで決めておく
ChatGPTのプロジェクトを実際にブログ運営で使ってみて、単純にプロジェクトを作るだけではなく、最初に自分の使い方を決めておくことが大切だと感じました。
私の場合は、
「ブログについて相談する場所」
だけではなく、
「実体験を重視する」
「WordPress向けにする」
「SEOも考える」
「URLスラッグなども一緒に出す」
というところまで決めています。
その結果、ブログ記事を作るたびに同じことを何度も質問する手間はかなり減りました。
一方で、ChatGPTが作った文章をそのまま使えるとは限りません。
一般論に寄ったり、自分が経験していない内容が混ざったりすることもあります。
だからこそ現在は、
自分の実体験を先に出す → ChatGPTに整理してもらう → 自分で内容を確認する
という使い方にしています。
今振り返ると、ブログを再構築するときに最初からもっと「自分の体験だから書けること」を主軸にしておけばよかったとも思います。
ChatGPTは記事そのものを代わりに考えてもらうというより、自分の中にある経験や考えを記事として形にするために使う。
今のところ、私にはこの使い方が一番合っています。

